書評
2018年の流行語大賞の候補に、「GAFA」がノミネートされました。 GAFAのようなテクノロジー企業の影響力が日本のマスにまで完全に浸透したことを、端的に示す例だと言えるでしょう。 僕も、ずっと気になっていた『GAFA』を読みました。 結果、想像以上に楽し…
「▲▲の市場規模は、2017年には●●億円にのぼり...」–––ビジネスに関する書籍や記事を読んでいると、よくこうした表現に出会います。 自分は、こういう一節を見て、ビビットに理解できた試しがありません。 「へぇ〜、大きいんだ〜」くらいの感想を抱いて、そ…
雑誌は、思想のシャワーみたいなもの。 特定の思想をバックボーンに、さまざまな論者が、多様な角度から世界を語る。 それは時に暴力性を孕むかもしれない。 だけど、そうやってスタンスを取ることで、はじめて世界が変わることもある。 ポリコレ棒を振りか…
久しぶりに人文書を読む。 カチカチの理論書ではなく、エッセイ集ではありますが、人文書は人文書。 最近使っていなかった「筋力」が必要で、苦労しました。 ビジネス書は、基本的に誰にとってもわかりやすいように書かれています。具体性も豊富です。だから…