2018-01-01から1年間の記事一覧
2018年の流行語大賞の候補に、「GAFA」がノミネートされました。 GAFAのようなテクノロジー企業の影響力が日本のマスにまで完全に浸透したことを、端的に示す例だと言えるでしょう。 僕も、ずっと気になっていた『GAFA』を読みました。 結果、想像以上に楽し…
noteが普及するにつれ、「毎日noteを書くぞ」的な動きをよく見るようになりました。 自分は、正直そういった潮流にはあまり賛同できません。また今度まとまった文章を書こうと思いますが、noteにはバズ狙いの箇条書きTwitterにも似た嫌悪感を抱いてしまうの…
「▲▲の市場規模は、2017年には●●億円にのぼり...」–––ビジネスに関する書籍や記事を読んでいると、よくこうした表現に出会います。 自分は、こういう一節を見て、ビビットに理解できた試しがありません。 「へぇ〜、大きいんだ〜」くらいの感想を抱いて、そ…
雑誌は、思想のシャワーみたいなもの。 特定の思想をバックボーンに、さまざまな論者が、多様な角度から世界を語る。 それは時に暴力性を孕むかもしれない。 だけど、そうやってスタンスを取ることで、はじめて世界が変わることもある。 ポリコレ棒を振りか…
久しぶりに人文書を読む。 カチカチの理論書ではなく、エッセイ集ではありますが、人文書は人文書。 最近使っていなかった「筋力」が必要で、苦労しました。 ビジネス書は、基本的に誰にとってもわかりやすいように書かれています。具体性も豊富です。だから…
スタートアップには魔力がある。 スタートアップで働く高揚感は、何者にも代えがたい。 起業したわけでもなく、ただシード期のスタートアップで働いた経験があるだけで、自らそこを辞めただけの自分ですら、たまに恋しくなる。 その感覚を思い出させてくれる…
最近、プライベートの領域で色々と思い悩んでいたことがあり、仕事にあまり身が入らりませんでした。 もちろん解決のためのアクションを取るべく動いてはいましたが、それでも気が紛れるはずはなく。 遅々として進まない時間をなんとかして埋めようと、ブッ…
「文章をつくる仕事」というと、どのようなイメージが湧いてくるでしょうか。 小説家、エッセイスト、コピーライター...。 自分は、一般的に「編集者」「ライター」と呼ばれるようなお仕事をしています。 ビジネス・テクノロジー系のウェブメディアを中心に…