1日目のカレー

とあるウェブ編集者が、仕事からは一歩距離をとって「一筆書き」する場所。熟成前の「1日目のカレー」的な考えを書き溜めていきます。ビジネス・テクノロジー領域から思想・哲学領域まで、幅広く仕事しています。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

笑ってしまうくらいの思想性が、未来への原動力となる(『WIRED』日本版VOL.31書評)

雑誌は、思想のシャワーみたいなもの。 特定の思想をバックボーンに、さまざまな論者が、多様な角度から世界を語る。 それは時に暴力性を孕むかもしれない。 だけど、そうやってスタンスを取ることで、はじめて世界が変わることもある。 ポリコレ棒を振りか…

人文書を読むためには、「筋力」が必要だ(千葉雅也『意味のない無意味』書評)

久しぶりに人文書を読む。 カチカチの理論書ではなく、エッセイ集ではありますが、人文書は人文書。 最近使っていなかった「筋力」が必要で、苦労しました。 ビジネス書は、基本的に誰にとってもわかりやすいように書かれています。具体性も豊富です。だから…

スタートアップの魔力

スタートアップには魔力がある。 スタートアップで働く高揚感は、何者にも代えがたい。 起業したわけでもなく、ただシード期のスタートアップで働いた経験があるだけで、自らそこを辞めただけの自分ですら、たまに恋しくなる。 その感覚を思い出させてくれる…

シングルタスクに徹することで、「無駄な時間」がなくなる

最近、プライベートの領域で色々と思い悩んでいたことがあり、仕事にあまり身が入らりませんでした。 もちろん解決のためのアクションを取るべく動いてはいましたが、それでも気が紛れるはずはなく。 遅々として進まない時間をなんとかして埋めようと、ブッ…